あけましておめでとうございます。
昨年中はお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
今年は色々とやる事があってずっとヘレスにおります。
去年は考える事が沢山あった年だった。
去年の初めまで1年間、フラメンコペーニャのバルをやっていた。
ヘレスに住み始めた頃、もしずっとここにいるのならバルをやりたいなんて軽く言っていたのだけど、その時は突然やってきて、ずっと通っていたペーニャセルニカロスにくっついているバルを知人と一緒に実質運営する事になり。
バルを持つ事の大変さや問題を垣間見る事が出来、フラメンコの人達とかペーニャに集まってくる人々をバーカウンターの中から見て、今までと違った形で見える事が色々あった。
今まで通り普通に暮らしていたら自分から足を踏み入れる事は無かったと思うから、それでよしとしたい。
夏一度日本に帰り、秋にヘレスに戻って、服飾デザインの学校と14年前に受けていたメルセデス・ルイスのフラメンコ教室に通い始めた。
「その時」ってやってくるものだ。
うちは母親が婦人服の縫製をやる人なので、小さい頃から私も色々作っていて、こちらでは衣装屋さんの手伝いをしたり、ある程度は自分で縫ったりしていた。
けれど出来る時に一度きちんと勉強してみたいと思っていて、秋の新学期から始まったコースを受ける事にした。
それから14年間も行かなかったメルセデスのクラスにもなぜか突然行く事にした。
14年・・・その時はその時で事情があったのだけど・・・すごい時間が経ってしまった。
クラス受ける宣言をしたものの長い事失踪した状態になっていたのでどんな顔をしてスタジオに行ったらいいかわからず。
そんな私に昨日も来てたよね?って感じで接してくれたメルセデス。
ありがたい限りだ。
以前は彼女が言ってる事があまりわからなかったので、その時の調子で「ケイコわかる?わかる?」と聞いてくれてたのだけど、そろそろ私が理解してる事に気が付いたらしい。14年間も時が止まっていた。
ちなみに実家に帰ると父親と母親はいまだに私の事を19歳と思い込んでいるようだ。(その後別の土地に行って長い事戻らなかったので。)
そんなこんなで最近作っている巻きスカートに加えて、初めて採寸してのツーピースの衣装を作らせて頂いた。
ヘレス在住で先日まで日本に帰国されていた相田繭佳さんのフラメンコライブ用の衣装。
バレエ的な曲用、スカートが少し短め、上がカシュクールです。
相田 繭佳さんのフラメンコスタジオ
スタジオ ソニケテ https://www.soniquete.info/
この年末はなぜかずっと会えてなかった友達とも皆と会う事が出来てなんだかヘレスに来て15年経って一周してまた戻ってきたようだ。
髪の毛は薄くなったけど・・・酔いやすくもなったけど・・・皆で楽しく飲めました。
こんな感じで私は元気にしております。
巻きスカート頼んで頂いてたり、お店で取り扱って頂いてたりなのにゆっくりで申し訳ないです。
今は焦らずまず自分のスタイルとかやり方を作っていきたいと思っています。