話はモロッコに戻ります。
モロッコとスペインは2時間の時差があります。
予定では午後8:05にマラケシュ到着となっていたのだけど、8:00過ぎてもなかなか到着する気配は無く、周りはどんどん暗くなってきました。(スペイン時間の10時。スペインでは10時くらいまで明るいので同じような感じです。)
午後8:00半過ぎ、電気が明るく光る大きな町が近づいてきたので「マラケシュだ!」と思って前の男性に質問するとやっぱりそうだとのこと。
遠目に見たマラケシュは土と同じ色の建物がいっぱい立ち並ぶ、電気が明るく光る大きな町です。
駅に到着し外に出る。と、さっきまで斜め向かいに座っていた女性が話し掛けてきました。
彼女電車の中でずーっと勉強をしていたのだけれど、どうやら大学の医学部生らしく明日試験だとのこと。試験のためにマラケシュにある実家に戻っているようでした。
「タクシーはどこでつかまえたらいいの」と質問するとその辺でつかまえるんじゃないかな?と通りを指差して教えてくれました。行ってみると…車、車、車、人、人、人。どんどん通過する車を縫って人が道を渡り、タクシーも通るのだけど現地の人々が道の真中でとめては相乗りしています。
初めての光景に呆然と立ちすくんでいるとタクシーの運転手さんが私の所にやってきて乗せてくれるとのこと。ここは観光客が立ち止まるスポットに停まって待っているタクシーが別にいて、観光料金で乗せてくれるようです。
ホテルを予約していなかったので連れて行ってもらい、新市街のホテルに泊まることにしました。ホテルでスペイン語…やっぱり通じず。フランス語です。話せません。
とりあえずほっとしてシャワーを浴びて眠ることに。
駅前の写真は撮影することができなかったのですが、写真はホテルの近く新市街の通りの様子。新市街は交通量は多いものの、もっと整理され人々の横断歩道利用率も高かったです。
morocco6_1.jpg
◇マラケシュのホテルを探す