植木職人のミゲルと日本の根菜についての話になった。
彼は植物大好きの植物おたく。植物のことなら聞くと何でも知っている。
色々話すうちに話はゴボウの方向へ。
私はスペインに来た頃、むしょうにゴボウが食べたくなって市場を探し周ったことがあった。もちろん見つかることは無く、ここにはゴボウなんて無いんだと思っていた。
私:ゴボウをこっちでも買いたいんだけどないのかな?
ミゲル:学名は何?
インターネットで探してみる。
学名は「Arctium lappa L.」というらしい。学名とそこにあった葉や花の写真をミゲルに見せる。
ミゲル:あーこれあるよ。でもここでは葉を薬草として食べることはたまにあっても根っこは食べない。
彼が言うにはどこにでもあるけどこっちでは水の多いところに野生している場合が多くて、例えばわたの栽培(水が必要らしい)をしている脇によく生えてるらしい。
と、別の友達:これみたことあるよ。この前たまたま写真撮った。
なんて偶然!写真を探してもらいサイトの写真と見比べる。
同じ。
それにしてもどうしてこんな植物の写真撮ったんだろう。。。
確かに色々調べていると「もともとユーラシア大陸に野生していて中国から日本に伝わった」って書いてある。
ちょっと感動です。
それにしてもゴボウを食べようと思ったなんて昔の人ってすごいと思う。
◇Wikipedia ゴボウ
◇野菜図鑑「ごぼう」