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ビノブレ2日目、ブースで試飲をしながら話を聞くけど、ワイン用語がわからなくて説明を理解するのが難しい。
結局ブースの人や一緒に行ったワイン関係のお仕事をしているNさんの説明を聞き、「ほほうそうなんですか」と関心しながら試飲するという感じ。
お酒は好きなのに、「甘い」とか「美味しい」等という感想しか出ないのが悲しい。
これを機に少し勉強してみたいと思う。

この企画はボデガが買い手(ワインの輸入業者)を探すのが主な目的。
買い手側は試飲しブースで説明を聞いてはノートに細かく記録している。皆さん真剣です。

今回気になったのがモンティージャ・モリレス(Montilla-Moriles)。コルドバ県、モンティージャという村で生産されるお酒。
ヘレスにいるだけにシェリー酒を飲む機会は多く、辛口のお酒好きの私にはとても美味しく感じられる。
ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ、プエルト・デ・サンタマリア、サンルーカル・デ・バラメダで結ばれた地域の中で生産されるものだけがシェリー酒と名乗る事が出来て、フィノ、オロロッソ・・・という分類はここだけのものと思っていた。
モンティージャ・モリレスのボデガ「ALVEAR」のブースに行ってみるとシェリー酒と同じような分類のお酒が並んでいる。
ただ、使用するぶどうが違うようで、シェリー酒はフィノやオロロッソ等辛口のお酒を造るのにパロミノ種のぶどうを使用するのに対して、モンティージャ・モリレスではペドロ・ヒメネス種を使用するとのこと。
ペドロ・ヒメネスといえばここでは干しぶどうにして甘いお酒を作るもの。それがフィノやアモンティジャード、オロロッソという辛口のお酒として出てくるのは不思議な感じがする。もちろん甘口のペドロ・ヒメネスも色々な種類の物が置かれていました。
辛口のフィノ、オロロッソ、アモンティジャードを試飲してみる。使用するぶどうが異なるためか、シェリー酒よりフルーティーで飲みやすい感じ。
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