私が今ヘレスで住んでいるピソはカサ・デ・ベシーノのアティコ(atico)のピソ。
カサ・デ・ベシーノとは昔ながらのアンダルシア的建物で、建物の真中にパティオ(中庭)がありその周りにピソが並んでいる作り。
暑い夏、外から入る風が中庭を通過して冷やされ涼しい風がピソに入ってくる仕組み。
昔ながらの作りって工夫されてるよなと感心する。
atico_20080615_3.jpg
うちのピソのパティオ(中庭)
でも・・・感心してる場合ではないんです。
私が住んでいるアティコはパティオの風が入る下の階とはちょっと作りが違う。
アティコの意味を辞書で調べると「屋根裏部屋」とか「ペントハウス」とか。
とにかく建物の屋上階のピソ。
atico_20080615_1.jpg
上は屋根。ランプが個性的。
atico_20080615_4.jpg
外は屋上
屋上のピソはかわいいし、静かで地上の雑踏も気にならない。
隣のアティコには鳩が住んでいたりして、一歩間違うと隠居生活に突入しそう。
atico_20080615_2.jpg
こんにちは鳩さん。今日も暑いわね。
ただ、一つ困る事。
夏、暑すぎる!非常に非常に暑い。
午後、下階はパティオを通過した涼しい風がピソの中に吹き込むというのに、アティコは・・・太陽が照りつける屋上で温められた風がもわっと室内に吹き込む。
なので窓は午前中に開けて風を通しておいて午後は窓も扉も全て閉じなければピソの中が暑くなってしまう。閉じるのも暑いし、開けるのも暑いし。
ああ、下階がうらやましい。
せめてアイスだけでも。。。
夏はアイス切れが発覚するとおたおたします。