用事があってセビージャに行った。
ちょうどその日、セビージャ在住の友人Yがヘレスで生まれた子猫を引き取って家に連れて帰ることになり、私と新しい子猫、Yでセビージャに向かう。
Y宅には既に一匹猫が居る。
気が合うかどうか、少し心配しながら家に到着。
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Y宅の猫、私たちに一度近付き、子猫を見つけるや否やすごい勢いで威嚇。子猫は狭い隙間に入って出てこなくなってしまった。
それにしても子猫って、ありえないような隙間に入り込んでしまう。どこに行ったかわからなくなるので早速鈴付の首輪をする。
夜はY宅に泊まることにした。
到着して半日経ってやっと子猫が隙間から出てくるようになり、サロン探検を始めた。
顔の色がリンセ(ドニャーナに住む山猫)に似ているので名前は「リン」に決定。
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夜になり、相変わらず猫同士は近付こうとしないけれど、リンはサロンと私たちには慣れたようでやっとご飯も食べ、少し安心して寝る事にした。
私が寝たのはサロンのソファ。
リンはソファが気に入ったようで、私が寝ると元気にその辺を走り始めた。
ソファの周りをぐるぐるしたり体の上に乗って走り回ったり。
眠たいので下に下ろすとまた登ってくる。
仕方がないので頭を撫でるとゴロゴロ、ゴロゴロ言っている。
あー眠たいなー、あーかわいいなーと思ってうとうとしているともう朝になっていた。
さあ、起きよう!と思ったとき私の体が湿っているのに気が付いた。
あたたかいような冷たいような湿っぽさ…。
いやな予感がして匂ってみる。
うう、これはおしっこ!まさか私!?と一瞬思ったけれど犯人はすぐに判明。
リーン!君、トイレは昨日お家の人にしっかり教わったでしょ?
子供だから仕方がないなー。
かわいくて怒る事もできない。
元気に大きくなってね。