農家の方から少し虫に食われたりして、売りに出せなくなったトマトを山ほどいただいた。
良く熟れたトマトで、でもちょっと悪くなった部分があるのでその日に料理する必要があって、あわててガスパチョを作った。
それにしてもすごい量のトマト!
悪くなった部分を捨て皮をむくとゴミ箱もいっぱい。
台所中トマトだらけになりながらひたすらガスパチョを作る。
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トマトをくださったのは自然農有機農業の方。
アンダルシアの日光をいっぱいに浴びたトマト。
肥料は馬糞!だそうで、形は悪いけど食べるとちゃんとおいしいトマトの味がする。
数年前までは美味しいトマトが市場で売られていたのに最近温室栽培が主流になり野菜の形がきれいで味が無く、まるでプラスチック。
ガスパチョを作りながらトマトをモグモグ。
「トマトってこんな味だったよな」と思い出す。
ガスパチョの作り方は、トマト・ペピーノ(きゅうり)・ピーマン・玉ねぎ・にんにくを適当に切って容器に入れ、さらにオリーブオイル・ビネガー・塩・水を入れ、バティドーラ(ハンドミキサー)をかけて出来上がり。
ビネガーは「ビナグレ・デ・ヘレス(シェリー酒ビネガー)」を使うと尚美味しい。
前に市場でペピーノを購入すると、おじさんが「自分はペピーノなしのガスパチョが好きだ」と主張していました。材料、分量は人によって適当です。
暑い夏の昼間、帰宅してコップに一杯。のどの渇きを癒し、パワーを取り戻します。
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ペピーノは皮をむき種を取って。トマトも皮をむき、もし気になるようであれば種も取り除く。
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バティドーラにかける!
とりあえずそこにあった5リットル用の水の容器に入れると一杯に。
まるでオレンジ色のボンボーナ(スペインの古い家で使うガスボンベ)。
Exagerado(大げさ)でしょ!アンダルシア風にちょっと大げさガスパチョ。
あまりの量なので隣人にもおすそ分け。もらっていただきありがとう。
味見をしながら作ったのでおなかもタポタポです。
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こんな5リットル容器に入った暑苦しい像ではなく美しい盛り付けで。。。。スペイン料理店、コスタブランカのサイト。ああ~このガスパチョいただいてみたい。
http://costablanca.blog38.fc2.com/blog-entry-85.html
<ガスパチョ材料>
おおよその分量ですが、人によってまちまちなので味を見ながら適当に作ったほうが良いです。
・トマト 1kg
・玉ねぎ 半分
・ピーマン 1個
・ペピーノ(きゅうり) 半分
・にんにく 1かけ
・オリーブオイル グラス半分
・ビネガー 少々
・水、すぐ飲む場合は氷も一緒に 適量(用途によって多くしたり少なくしたり)
・塩 少々
レシピページへ http://www.blancaluna.com/viaje/receta/
◆シェリー酒ビネガー



《ペルシュロン》シェリー酒ビネガー【500mL】


・・・おまけ 大茄子と大タピン・・・
巨大野菜達。どちらも大きいので写真だと大きさがわかり辛いですが、茄子の大きさは私の顔くらい!どんだけ!って感じです。支える茎の方が心配になります。
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