ヘレスセントロから少し外れたところにLA ZUAというフラメンコペーニャがある。
先週土曜日のペーニャで日本人踊り手、市村美穂さんが出演したので見に行った。
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ルイス・デ・パコーテの歌で踊る市村美穂さん
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ブレリアを歌って踊るキニ。ステキです。
出演は、
歌:ルイス・デ・パコーテ、キニ・デ・ヘレス
ギター:マレーナ・イホ
踊り:フェルナンド・ガラン、イレネ・ガルシア、市村美穂
ソレアを踊った市村美穂さん。歌としっかり合っていて、とてもよかったと思う。歌を聴くことを心がけて普段から練習を積んでいるのだろう。
翌日友人宅(ヘレスの人)に行き前日のペーニャのことを話すと、友人の母親が
「どうだった?」
と言いながら顔や身振り、回りくどい言葉で「よくなかったんじゃない?」と言っている。(外国人が出演した事を言った為。)
私はペーニャの様子を説明し、美穂さんがとてもよかったと答える。
だけどどうしても聞いてくれない上にあなたも外国人だからわからないわねという事で終わってしまう。
ヘレスの人にとって、外国人がフラメンコに興味を持って学びにくること、理解しようとしている事は受け入れられないことなんだなと思う。(人にもよりますが)
こういうことは度々あるのでもう慣れたし、気持ちはわからないでもないのだけど。
建前と本音の違いの大きいここの人々。
正直疲れる事もあるけれど、すごくポジティブに考えるとすれば、本音の部分を見せてもらえるようになっただけ彼女から受け入れてもらえているのか。
ペーニャ住所
http://www.turismojerez.com/index.php?id=772&L=http%3A