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道を歩いていたら偶然友人と会った。
今は他の村に住んでいてなかなか会う事ができず、年末くらい会うだろうと思っていたのに仕事が不規則な為、ヘレスにある彼女の実家にもほとんど戻らなかったようで会う事ができなかった。
目的地に向かって、でも用事があったので回り道をして歩いていたら、その友人そっくりな横顔とすれ違い、でもまさかいるわけがないと思ったので一度通り過ぎ、でも気になって気になって顔を確認しに戻ってみた。
呼ぶと友人。
おおお!とお互いに驚いた。
聞くと今回も超ちょっとだけ彼女の実家に来たのだけど、彼女が犬をシャンプーに連れて行き、彼(出合った友人)の方はセントロで待たなければならないのに間違ってお財布も何もかも彼女に渡してしまい、どうしようもないからセントロをふらふらしていたらしい。(お腹が減っていたらしく、ほんとうに幽霊みたいにふらふらしていた。)
彼は他の土地の人なので名前を呼んでもまさか自分が呼ばれているとは思わなかったようで気付ず、私は半信半疑のまま何度も何度も名前を呼びながら彼の後をついて歩いてしまった。
かなり偶然。こんな風に会えるなんて嬉しい限り。
彼女が犬のシャンプーを終えるまでバルで待ち、連絡をもらって会いに行く。
1年ぶりにやっと会えた。
昔彼女のピソに住んでいた時期があり、とてもお世話になった。
2回目にヘレスに来たらこの犬がいて、まだ子供で走り回っていた記憶がある。
犬の名前はサフィ。
大家さんの実家の庭で、サフィと一緒に走っていたらサフィから押し倒されたこともある。
仁王立ちになって家に入れてくれ!と扉を両足でたたく姿も見た。
その時は「こいつは絶対に気ぐるみを着た大男だ」と思った。
恐るべしサフィ、写真で見るとかわいく見えるけど実はデカい。
かわいい所もあって、この友人カップルの家に遊びに行ったとき、他の友人とダブルベッドを共有して寝ていたらいつのまにかしっかりサフィが私たちの間に入っていて川の字になって3人(?)で寝た事もある。

ヘレスにアフガンハウンドを飼っている人なんてほとんどいなくて珍しいので道を歩くと超人気者。
道行く人ほとんどが接触してくる。
みんなに触られ、囲まれ、写真を撮られサフィはちょっとうっとうしそう。
おとなしくなったわねサフィ。それとも犬のくせに猫かぶってるのかしら。
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子供達、携帯やカメラをいつも持ち歩いていて面白いものがあると撮影してるのね。
これはどこの国も一緒かな。
サフィを囲んでの撮影会になった。
まあ、私もカメラを持ち歩いているからカメラを持った子供達を撮影しているんだけど。