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シャウエンからバスでフェズに移動する。
フェズ行きの前日、何も考えず、ホテルでフェズ行きバスの時間だけ聞いてのほほんとしていると、タジン屋のモハメドさんがバスの予約はしたかと聞いてくる。
特に予約してないから少し早めに行くなんて言ったら、予約した方が良いからといって色々あたってくれた。
当日バス停に行って納得。
20分は前に行ったのに、バスはほぼ満席。私達が乗るとまだまだ出発予定の時間ではなかったのにすぐに出発した。
バスの利用者が多いらしい。
バスの中では隣の人と目が合うとにっこりしてくれたり、しきりになにか教えてくれようとしたり、皆さんいい人。
バスで4時間、フェズに到着する。
バスを降りタクシーでホテルに向かう。
前回マラケシュに行った時に違法ガイドが沢山いた記憶があったので、かなり気合を入れてタクシーを降りたのだけれど・・・あれれ?全然人が寄ってこない。
ホテルに向かってメディナに入ると警察とすれ違う。観光客もゆとりある感じで歩いている。
違法ガイドの取り締まりをしているのか、今回は全然問題なく色々回る事ができた。
ホテルはメディナの中、ブー・ジュルード門の近く。
ホテルの扉は普通なのに中に入るとあらステキ!
パティオの静かな空間が広がり、柱には幾何学模様の装飾がされている。
家の作りはパティオ付きのアンダルシアのお家とそっくりだけれど、装飾がゴージャス。
ホテルに着くなりお茶とお菓子を出してくれて、今晩はホテルで食事という事になった。
時々お茶を・・・と思い立ち、屋上でと言うと屋上まで持ってきてくれ、ホテルの部屋の階のテーブルでと言うとそこに持ってきてくれる。茶のみ民族、日本人的にはありがたいサービス。
かなり居心地がよく、このままではホテルから1歩も出ないのではないかという予感がする。
食事を頼むと、最初にいっぱい小皿が出てくる。作ってもらったものは全部食べるくらいないきおいで小皿+タジンを平らげ、うなりながら(食べ過ぎ)夜床に着く。それにしてもタジン美味しかったー。
フェズは2泊。この調子で食べつづけるとどうなるだろうとちょっと不安になり、これからあの小皿を平らげるのはやめようと心に誓う。
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