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モハメドさんとの出会いは去年。
シャウエンに到着し、何か食べようと歩いていて彼のレストランに入った。
その後道に迷い、なぜかまた彼のレストランに出てしまったり、結果的に何度もそこに行く事になった。
彼は偶然にもヘレスに随分長い事住んでいたという事で、モロッコでは絶対に人にはついていかないと思っていたけれど、彼の知人のバンドのライブを見に行こうとの誘いに何の警戒心も無く二つ返事で行ってしまい(他にもスペイン人が一緒ではあったのだけれど)後々考えてみるとちょっと無用心だなとも思う。良い人で本当によかった。
今年も去年と同じくモハメドさんのレストランに行くと、まずタジンが出、お茶が出てきて、その後手品的な物を披露してくれたり、ゲームが出てきたりなぜかそこに居座ってしまう。
気付くと夜更け。
まずはセットメニューのサラダが来る。2人分でこんなに山盛り。
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野菜のタジン。美味しい~。もうお腹いっぱいで何も入りません。
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食後のミントティー。
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それからゲームをしつつ夜が更ける・・・。そういえば去年も出てきたダマチナ。
「集中して遊んでいると全てを忘れる事ができるでしょ?」
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去年と変わっていたのはかわいいお手伝いの少年が2人居た事。
一人はレストランの隣の家の子供で、もう一人は道で野菜売りをしていた男性に「息子をセントロに連れていってくれ」と頼まれてレストランに連れて来たらしい。
子供達は夏休みに入り、暇を持て余しているのだろうか。
頼まれた事をやりつつ、遊びを見つけては2人で競い合っている。
モハメドさんとお店で待ち合わせをしたのに彼がなかなか現れなかった日、ぼんやり座って見ていると少年達は街灯の小さな割れ目から中に物を投げ入れるという玉入れ感覚の遊びを考え出して競っていた。何も無い所から遊びを考え出す知恵。いいな~。
モハメドさんのレストランはセントロのハマン広場から一本裏の通りに入った「Restaurant Al Wiam」。
子供達が前の通りで遊び、お祈りの時間にはモスクに向かって人々が歩きます。
お店住所:c/Hauta Bab Sour(Entra Plz.Outa Hammam y Plz.Hauta)
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看板のおじさんの手がタジン鍋。
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