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先日線路のすぐ向こう側の地域ペリロンを歩いていたらボデガ発見。
ちょうど前の日記に書いた病院での検査の直後で、いつもはあまり歩かない所を歩いていて見つけてしまい、「今日はこのまま帰っておくか」と自分に言い聞かせてみたけれど結局足がボデガの中に向いてしまった。
最初はシェリーの量り売りだけの場所かと思ったけれど中を見ると小さなボデガだった。
料理用オロロッソを1リットルお持ち帰りしたいと伝え、ボデガの人が卵を割っている所だったので興味深々で見ていると何か飲むかと言ってくれた。
「今日はちょっと」というつもりが「ではオロロッソを一杯」と口から出てしまい一杯頂きながら話をする。
私に合わせて皆も一杯飲んでくれた。
卵の白身はシェリー製造の工程で不純物を沈殿させるのに使うそう(他のワインでも行う事なのだそうです)。
そういえば前に「シェリー作りの工程で卵の白身だけ使うので、その黄身で例えばトッシーノ・デ・シエロ(プリンの濃厚な部分だけギュッっとしたような、プリンのような柔らかくて甘いお菓子)等のお菓子を作るんだ」と聞いた事があったのを思い出した。
話がつながったぞ!
これで今度トッシーノ・デ・シエロを食べる時には「美味しい」だけじゃなくてもっとありがたい気持ちいっぱいで食べる事ができるかも。
この日はプリンガーのパンを食べ、シェリーを一杯頂きフルコース。
でもやはりまだ本調子になっていなかったようで、シェリーを味わう余裕もなくちょっと酔ってしまい、そそくさとボデガを後にする。
また出直して今度はフィノを試飲してみたい・・・。
◆ その他ボデガについて