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<材料>
garbanzo ヒヨコマメ 400g
espinaca ほうれん草 1kg
cebolla 玉ねぎ 大一個
ajo ニンニク 4かけ
pan パン 2切れ
aceite de oliva オリーブオイル グラス1杯分程度
vinagre de jerez ビネガー 大スプーン1杯(お好みで)
laurel ローレル 1,2枚
comino クミン 小スプーン1杯
pimienton dulce パプリカパウダー 小スプーン一杯
pimienta 黒胡椒 少々
sal 塩 少々
<作り方>
①ヒヨコマメは前日から水につけておく。
②大きめの鍋にヒヨコマメを入れ少し柔らかくなるまで煮込む(1.5~2時間)。
③ほうれん草を洗い、適当に切って②に入れ、ヒヨコマメが柔らかくなるまでしっかり煮込む(更に1~1.5時間程度)
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④煮込んでいる間にフライパンにオリーブオイルを入れ小さく切った玉ねぎを入れ炒め容器に移す。
⑤④と同じ油でみじん切りのニンニクを炒め同じ容器に移す。
⑥同様にパン2切れを油で炒め容器に移し、パプリカパウダーとクミンも同様に一瞬炒めて容器に移す。
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⑦④~⑥の玉ねぎ、ニンニク、パン、パプリカパウダーとクミンを入れた容器に③の煮込み水を少し入れバティドーラにかける。
③が柔らかくなったところで余分な水気を捨て、⑦のソースを入れ、ローレル、コップ半分程度のオリーブオイル、塩、黒胡椒、ビネガーをいれ少し煮込む。

随分前セビージャに滞在していた事があって、バルでこれを頼んでみるとすごくおいしくていつも注文していた時期があった。
ヘレスのバルのメニューにはなぜかあまりなくて、でも家庭ではよく作られる。
この時期に市場に並び始める野菜、エスピナーカ(ほうれん草)やアセルガ(フダンソウ)をガルバンソ(ヒヨコマメ)と一緒に煮込む。
前に作ってみたらちょっと水っぽくなったので、色々聞き込み調査をして作ってみた。
最初にヒヨコマメとほうれん草を煮るのだけど、煮た後味付けをする前に必要以上の水は捨てておく事がコツのようだ。
この時期になると始まる煮込み料理。日本の煮込みも好きだけど、香辛料を使って作るこちらの煮込みも日本の煮込みとは全然異なる味で美味しくて大好きである。
ただ、豆類を使った煮込みが多く、それを柔らかくするのに苦労する。
私の家には圧力鍋も電子レンジも無い。
日本に居た頃は電子レンジの無い生活なんてありえないと思っていたけれど、太陽の光の下で解凍し鍋でコトコト煮込むという生活も実際そうなってみると特に違和感も感じない。
ちなみに購入したパンを冷凍庫に入れて保存し天日で解凍すると、まるで焼きたてみたいになって美味しい。
普通の鍋でヒヨコマメを柔らかくするのは、前日から水に浸しておいたガルバンソを、ひたすら煮込めばよいけれどさすがにこれはボンボーナ(ガスボンベ)のガスがなくなるのではないかとハラハラしながらのお料理になる。
◆ スペイン料理レシピのページ