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去年の年の暮れ、知人より連絡があった。
改装していたピソが出来上がったらしい。
数個あるうちの1個を貸し出したいという事で見に行く事になった。
行くと作業はペンキ塗りの最終段階という所であった。
超セントロ、中庭2つのけっこう大きな建物。
この通りには週末の夜だけ営業している美味しいハンバーガー屋さんがあって、何度か来た事があったのに、外から見たら普通過ぎて中がそんな風になっているとは全然知らなかった。
上の写真は中庭と中庭をつなぐ部分。
ここは昔住民達が使っていた井戸が残っていた。
こうして色々な建物の中を見て昔の面影を感じることができるのは楽しい。
未だに昔のカサ・デ・ベシーノ(中庭付きで数家族が暮らしていた建物)の共同台所や共同トイレを残してある建物もあったし、昔プライベートの教会が付いていた大きなお屋敷もあった(建物についているプライベート教会は面影だけ残してほとんどが居住スペースに改装されています)。
どこのピソもパティオは素敵である。
でもセントロのほとんどの建物は外見がほとんど一緒で建物の入り口にドーンと大きな扉があって、中が見れず残念。私は中庭を見るのが大好きなので、そういう意味も含めてこうして実際大家さんと一緒に中に入ることができるのは楽しい。
下の写真は貸しピソのリビング部分。
実は他にもピソがあるのだけど、長期住まいのスペイン人に貸し出す事が決まっているのだそう。
写真の貸しピソはとりあえず短期の人を中心に貸し出す事にしたそうで、ワンルームのこじんまりしたピソで、1人か多くてもカップル用。1階のパティオに面したピソで、シンプルで使いやすそうなピソです。
※写真には写っていませんがテレビもあります。工事終わりたてで撮影したので、この日は色々な物が運び込まれる前でした。
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