モストに行く。
通常モストはモストが出来る頃オープンして、モストが終わると閉店するバルだ。
だけど、ここの所タバンコやモストがちょっとしたブームで、1年中開いてる所が増えた気がする。
それに伴って料金も上がった。
料理は通常冬場の煮込み料理が色々選べる。
モストに行くと「とりあえずアホ」だ。
アホの意味はにんにくだけど、お料理のアホはトマトとパンとにんにくをぐちゃぐちゃにして温かくした食べ物。
皆、アホは重たいからそんなに好きじゃない(にんにくの量が結構多くて、パンの量も多く、結構お腹が膨れる)とか言うくせに、モストに到着して、お店の人が注文を聞きに来ると皆口を揃えて「とりあえずアホ」なのだ。
モストと他の煮込み料理も頼んでいただく。一皿の量が多くてお腹いっぱいだ。



ヘレスのモストの後、近くの町、トレブヘーナのモストにも行く。
ここはぶどう畑が広がっていて、モストが有名だ。
モストを頼んだら麦茶とかいれそうな容器にいっぱい入れてくれたのだけど、グラスがカタビノ(シェリー用の小ぶりのグラス)だった。
どこも普通サイズのグラスが出てくるのであれれ、ここはグラスが小さいのねと思っていたら、そのカタビノになみなみと注いでくれて笑いそうになった。
料金はモスト7杯にトルティージャデカマロネス(小エビのかき揚げ)を5、6個揚げてくれて合計3.5ユーロだった。安!
モストはあと2、3週間でなくなるらしく、それと同時にこのモストも閉め、次の冬またオープンなのだそうだ。


モストのとなりのバルにて。
スペイン的風景?いつもこうして男同士で集まってるんだろうなー。