以前グラナダに行った時、カーナビを貸して頂き便利さに気がついた。
これはどうしても必要な物だということになり、えいっと購入。
いつも彼の車でどこかに行くとあっちだこっちだと地図を見ながら奮闘し最後は喧嘩をして車の旅が終わっていた。それがカーナビを購入すると同時に一つ悩みが解消される。
土曜日、近くの街に行ってみようということになり、カーナビをセットしカステジャール・デ・ラ・フロンテーラに向かう。
カディス県の町でそれ程遠くなくヘレスから1時間程度だ。
カーナビでセットしたカステジャールの街の中心は新しい住宅街。
お城のある街のはずなのに、周りにお城が見当たらない。
結局お城は山の上にある事がわかり、もう一度車に乗り山道を走る。
途中コルクガシの林が広がっている。
木の皮からコルクが作られるのだ。
この辺りはコルクガシの木が自生するコルクガシ林自然公園。
林の間の道を進むと上の方にお城が現れた。
山の頂上のお城に到着。その周りの城壁の中に数軒家のある小さな村だ。
10年ほど前までほとんど管理されず放棄された状態になっていたそうで、お城に住み着いた人々がいたらしい。
今はそんなこともなく、観光用に開かれた白い村だ。
街の中でコルクをふんだんにつかったお店発見。
フラメンコペーニャらしい。
コルクの屋根にコルクのギター。か、かわいいのだ。
