ヘレスから約1時間の所にあるエル・ボスケに行く。
エル・ボスケからベナマオマまで川沿いを歩けるハイキングコースがあって、秋は超シーズンで沢山の人が川の脇を歩くので、皆より少し早めに出てお昼には戻ってくる事にして出発する。
エル・ボスケに到着してまず朝食を取る。
山の朝食は重たい。
パンに付ける物と言えばスラパ・デ・ロモ（豚肉のラード漬け）とかパテやソブレ・アサダの内蔵系、ラードに漬けたものとかなり高カロリー。歩く量に比べてカロリー多すぎる気がするけれどまあ美味しいのでたまには良い事にする。
朝食を食べたバルには結構人が入っていた。
最近こちらでは健康の為に歩いたりジョギングしたりする人が増えたのだけど、ここには年配女性のグループが結構あった。健康の為に皆で歩こうと誘い合って来るのだと思うが、食べ物が食べ物なのでどうなのだろうか。
朝の女性達はパワフルなのだ。
スラパやパテを食べて、喋りの音量がどんどんアップしていく。2つくらい向こうのテーブルの女性グループが喋る内容が全部聞こえるのだ。
私達は朝食を食べる皆より一足先に歩き始めた。
秋の山道。朝の光に冷ややかな空気が爽やかなのだ。
歩いていたらヘレスでずっと会っていなかった知人と偶然にも遭遇した。
見かけないと思ったらこんな所にいたのか。
