こんなものが大変美味しそうに見える季節になった。
トルティージャ・デ・カマロネスだ。
サンルーカルでマンサニージャと一緒にサクッといくのだ。
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ブログを書かない間にいつものお祭りの季節が通り過ぎた。
色々色々めまぐるしく移り変わるお祭りに振り回されて気がつくとすっかり夏っぽい気候に変わっていた。
これまでの事を少し書くとまず1ヶ月程前にフェリアがあった。いつもより遅めの開催だ。
年々人出が減っている感じがする。失業者増えてるしフェリアは食べ物・飲み物が高いし仕方がない。それでも皆数日は友達と約束して楽しむのだ。
ヘレスのフェリアはカセタ自体はプライベートの物が少ないけど、グループの日を作ってカセタ全体又は一部を貸しきって内輪で盛り上がる場合が多い。
知ってる人だけで水入らずで盛り上がりたいのだ。
プライベートのカセタに行くと途中でフラメンコが始まってブレリア大会になる事が多い。
大人がブレリア教室に通っている事が多くて、フェリアの為に練習してたりするのだ。可愛らしいし皆色々で楽しい。
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馬が歩いて、フラメンコのライブがあって、ディスコになっているカセタがいっぱいあって、そして飲みっぱなしの一週間だ。
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その後ビノブレという酒精強化酒フェアがあった。2年に1回開催されるイベントだ。
シェリーも酒精強化酒の仲間なので沢山のシェリーボデガが出展している。
世界各国からインポーターさん等ワインに関連するビジネスをしている方々が沢山やってくる。
シェリー一筋で周ったけれど講習会があったりするし、シェリーといえどもボデガによって色々味が違ってほほぅと思ったり、これまた華やかなのだ。
夕方野外にいすが並べられ、なんだなんだと思っているとシェリーとフラメンコの夕べが始まった。
バブリーなイベントなのだ。歌は誰だろう・・・と思ったらエル・トロだった!
見かけないと思ったらこんな所にいたか。
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それにしてもペーニャはどこも今補助金がカットされて、フラメンコペーニャに関しては以前に比べて開催される所が減ったけれど、こんな所が盛り上がっていた。
こんなマットが用意されていた!中々素敵ではないか。
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この時はゴンザレスビアスの試飲会であったが、左上からフィノがヘレスのブレリア、パケーラ・デ・ヘレス、アモンティジャードがブレリア・ポル・ソレアでモライート・チコ、オロロッソがソレアでマカニータ、パロ・コルタドがシギリージャでマヌエル・モネオ、ペドロヒメネスがファンダンゴでフェルナンド・デ・ラ・モレナのイメージらしい。ペドロヒメネス辺りが私にはだいぶミスマッチに感じられるけれどまあいいのだ。
ペーニャの開催が減って、タバンコフラメンコも頑張っている。この日はタバンコ・ギタロンでの開催。
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ホセ・メンデスの日だった!
ビノブレが終わるとすぐロシオの一行のヘレス出発日がやってきた。
出発の前日なぜかロシオやセマナサンタ用のろうそくを作る工場に紛れ込んでしまった。
こんな場所があったとは。
写真の中で沢山ある白い棒状のものがろうそく。
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そして一行が出発したのだ。
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気がつくと周りはひまわりだらけ。
慌しく過ごすうちにもう夏がやってきていた。
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◆ カンテクラス ヘレスのブレリア CURSO de cante por BULERIAS de Jerez

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