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グラナダに滞在している知人に会いに行くついでにアルプハラに行ってきた。
素敵な場所なのだ。
ホテルに着くなりフロントで「さくらんぼがどうのこうの・・・後でロビーに降りてくる?のどうのこうの・・・」と言われたのはなんとなく聞いていたのだけれど、特に気にも留めず、その後車で別の村に行ってみようか(アルプハラには山の中に小さな村が点在している)と言いつつロビーを通った所、どーんとさくらんぼを手渡された。ウェルカムサクランボだ。
これはお隣さん家のさくらんぼ、これはうちのさくらんぼと言いながらまた嬉しそうに持ってきてくれる。
結局初日はホテルのテラスでさくらんぼを食べておちついてしまい、車で出かけるのはやめて、近辺を少し歩いてみることにした。
ちょうどさくらんぼの季節だったらしい。どこもかしこもさくらんぼだらけ。ウキウキしてしまうのだ。
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お昼の時間になりバルに行く。
さっそくプラト・アルプハレーニョを注文する。これをいつも楽しみにしているのだ。山盛りジャガイモにハモン、チョリソ、モルシージャ、お肉の煮込みに目玉焼き、これでもかと言わんばかりの量が盛られて来るのだ!
ハモン(生ハム)やチョリソはもちろんの事、ジャガイモ好きの私にはたまらない一皿だ。
そうなのだ。ここの山ではいたる所でハモンを熟成している。村に入るとかすかなハモンのにおいが漂ってくる。
よく美味しいハモンの代名詞みたいに言う「ハブゴのハモン」みたいにコクがある感じではなく、なんだかさらりと食べてしまうハモンで、地酒の赤ワインと非常によく合い、止まらなくなるのだ。
やっぱりその土地の食べにはその土地の飲み物。それをその土地で味わえるのは贅沢な事だなと思う。
腹ごしらえが終わりというか、腹がはちきれんばかりに膨れてしまい、夕方歩く事にする。
ちょっと上に見える隣村まで歩いて結構すぐである事が判明した。
山の上の村。ここまで来ると周りの山々の山頂がすぐそこに見えてそんなに標高の高い場所に来たのか、普通に裏山を見てるのかわからなくなってしまうのだ。
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夜は寒く星がとてもきれいであった。
◆ アルプハラで製作される手作りラグ ハラパ
◆ グラナダで製作される 寄木細工テーブル
◆ スペイン人アーティスト製作Tシャツ アンダルシアの夏の夜空に輝く星をデザインしたオリジナルTシャツ