楽しいペーニャであった。
ペーニャブレリアで開催されたのだが、去年亡くなったモネアに捧げる会だった。以前はモネアも参加していた年配のグループ、プラスエラ・ホンダの日だったのだが、前座がDVDヘレスのブレリアシリーズでも司会・カンタオールとして出演しているルイス・デ・パコーテだった。
招待客が多く、「前座に若手を迎えようと思ったのだけどなんだか合わないから、色々考えてルイスにお願いする事にした」というペーニャ側の説明で、ルイスが用意してきたのは超オリジナルな漫談フラメンコ(笑)
カンタオールのルイスだけれど、本職(?)の漫談を取り入れてフラメンコを語るという斬新な内容で客席の笑いは止まらない。

モネアの思い出を語る。セントロでみかけるといつも外国人を侍らせていて自分は彼の事をモネダと呼んでいて云々とか、私も懐かしく思い出す。
昔のフラメンコの話になり、アーティストも今も名前の残る偉大なアーティスト達が沢山いて自分はもっと昔に生まれて彼らを実際見てみたかったとか(彼は今38歳です)、ブレリアのレトラをイメージに合わせた(?)映画音楽に載せて朗読した後に普通に歌ってみたり、今回フラメンコ以外からも色々な招待客がいたので、それを意識してわかりやすく紹介したのか、大変楽しい物であった。
最後にヘレス賛歌としてCDカンタ・ヘレスを紹介してルイスの部が終わり、2部のプラスエラ・ホンダに渡された。

出演はエル・ガソリナ(お父さん)、エル・ミヒータ(お父さん)、エル・モリート、エル・ピホ、エル・ソリだ。
モネアがいないのは寂しいけれど、皆ステージの上で楽しんでいて会場も大盛り上がりであった。

今回のペーニャについて記述されているヘレスホンド記事をリンクしておきます。
http://jerezjondo.com/afondo_ver.php?id=174

汗だくになって話したり、ブレリアを熱唱したり、忙しいルイスである。
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孫達に見守られて!おじいちゃんは嬉しいのだ。
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頭は白くなったケド、昔のままなのだ!
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