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ボデガ アーカイブ

2007年11月13日

サンルーカルのボデガ見学

サンルーカルに行ってきました。サンルーカルはヘレスからすぐの海の町。
ヘレスからサンルーカルへはLinesurのバスで行くことが出来ます。
サンルーカルといえばマンサニージャ。
ということで朝サンルーカルに着くなりとりあえずボデガ見学です。

入ったのはボデガLA CIGARRERA。
入り口から入ったところがバルになっていて「見学はここで良いの?」と聞くと「そうよ」と言ってバルにいた女の子が案内を始めてくれた。バルを離れて良いのだろうか?とちょっと気になりつつ説明を聞く。


夏はもっと人が来るとの事だけど、今は時期が時期だったこともあって説明を受けながら私たちだけでボデガを周る。そのおかげで今日はしっかり説明を聞くことが出来ました。


cigarrera_1.jpg

積み重ねられた樽の一番下の段はソレラと呼ばれ、一番古いワインが、その上がプリメラクリアデラ、その更に上がセグンダクリアデラ。上にいくほど若いワインが入っているそうです。
樽からワインを取り出すときは一番したの「ソレラ」から取り出し、減った分をプリメラクリアデラから補充し、更にプリメラクリアデラの減った分をセグンダクリアデラから補充するとのこと。


cigarrera_2.jpg


これは樽の中の様子を説明するためのもの。
樽の中にはワインをいっぱいいっぱいにすることはないらしい。樽の中、一番上にある幕はフロールと呼ばれる一種の菌。初期の段階ではフロールが蓋をするためワインが酸素に触れることなく熟成されるそうです。下にはフロールその他沈殿物があり、これがシェリー酒の味を良くするため、樽を洗うことは無いとの事。

マンサニージャ(又はフィノ)はフロールの幕が表面を覆ったまま酸化されずに熟成された物。その他は途中でアルコール度数を上げる等の処置を取り、フロールの幕を取り除いて酸素と触れながら熟成させたものだそう。


最後にシェリー酒の試飲。
今回は2人で行ったので色々試飲してみました。
まずは辛口から、マンサニージャとアモンティジャード。
マンサニージャは辛口ながらすっきり飲みやすい。
最近マイブームのアモンティジャード。これまで飲んだのは偶然にも辛口の中に甘味があるのばかりだったけど、ここで飲んだアモンティジャードは超辛口!でした。以前飲んだものとはなんだか香りも違う。今回のはもっとツンとした感じの香り。
次に甘い物を…とモスカテルとペドロヒメネスを飲んでみることに。
どちらもぶどうの種類の名前。一度干しぶどうにしてから作るらしい。
クリスマスの季節にはよく飲むものらしく、食後のデザートとして飲んだりもするとの事。
甘くて美味しい。ここのモスカテルがとても気に入ってボトルを一本購入。

◇サンルーカル・デ・バラメダのホテル

  • Guadalquivir Hotel Sanlucar


  • 2007年12月05日

    自宅がボデガ(ワイナリー)

    サンルーカルにある友人の家へ。


    途中他の家に寄ってから行くとのこと。
    降りると家の外にシェリー酒用の樽が置いてある。
    樽のコレクション?なんて聞いたこともないと思って中に入るとなんとそこはボデガ
    外から見ると普通の家。ただちょっと天井高いし壁の高い所に丸い空気穴があるし、変った作りだとはおもったけど。


    manoro_1.jpg


    manoro_2.jpg
    モストの樽発見。


    ここの人、趣味でシェリー酒を作り始め、今では本業になってしまったとのこと。
    昔はパン屋さんをやっていたらしい。
    ボデガの中は以外に広く、とても静か。


    manoro_3.jpg


    見学を終え、試飲させていただく。
    今回はマンサニージャとマイブームのアモンティジャード
    マンサニージャは一般的にフィノよりフルーティーですっきりしているけど、ここのは特にすっきり。とても飲みやすく美味しい。マンサニージャ・ビエホ、アモンティジャード。アモンティジャードはマンサニージャまたはフィノから作られる。通常辛口で非常に辛口の場合があるけど、ここのは飲みやすい。いい香りで辛口の中に残るまろやかさ。今回はアモンティジャードを購入。瓶に詰めてもらい持ち帰る。


    ことしの年末はこれで。。。なんて、年末まで持ちそうにない。


    manoro_4.jpg


    今日は満潮。


    ヘレスのボデガ見学のページへ


    2008年05月29日

    ボデガ REY FERNANDO DE CASTILLA

    fernandodecastilla_1.jpg


    fernandodecastilla_2.jpg


    今日はワイン関係の方々と午前中、午後1つずつボデガを訪問。すこし頭の中がごちゃごちゃになってます。こんなにボデガにいけるなんて、ありがたい。


    午前中行ったのはボデガ FERNANDO DE CASTILLA。上の写真はディレクトールのJan。
    ボデガの門をくぐると涼しげなパティオが広がるこじんまりとしたボデガ。場所はサンティアゴ教会の近くとセントロ。


    ディレクトールのJanにボデガを案内していただく。
    ボデガ自体は随分前からあったものだけれど、彼がここのボデガを購入したのは2000年との事。厚い壁、高い天井の下でシェリー酒にちょうど良い温度や湿度が保てるセントロの古いボデガの建物を購入し生産・維持するというのが彼のポリシーだとのこと。セントロという事で周りにも古くからあるボデガが沢山ある。


    最初に樽から出してもらったオロロッソを試飲。
    私の言葉が足りないので、ワインの方々の言葉を借りて…
    ボディがしっかり、ふくよかで丸みのある味わい。
    なんと良い説明。
    よく飲むオロロッソよりも口当たりがよく飲みやすい。
    次にペドロ・ヒメネス
    甘さと程よい酸味があり、甘いけどしつこくなくさわやかな感じ。
    最後にオロロッソドゥルセ
    これから出荷される物だとのこと。それほど甘くなく、これまたしつこくなく飲みやすい。


    この後さらにボデガの中のバルに行き、試飲させていただく。


    全体的にしつこくなく口当たりがよく、しかも後味がいい。非常に美味しい!ついつい飲みすぎてしまったようで、朝からほろ酔いです。こんなはずではなかったのだけど。。。


    Bodegas Rey Fernando de Castilla のサイト
    輸入元、岡部貿易サイト

    ボデガ FAUSTINO GONZALEZ

    bodega_faustinogonzalez_1.jpg


    bodega_faustinogonzalez_2.jpg

    お昼をはさみ今日2回目のボデガ見学。
    朝のボデガ見学の後、王立馬術学校前にあるシェリー酒ショップLa Casa del Jerezにてシェリー酒を購入。ここには本当に色々な種類のシェリー酒が取り扱われている。
    買い物が終わった頃、ここのオーナーのJaimeがボデガを見にくるか?と言ってくれた。もちろん見に行ってみたい。では食事の後にというとになり約束の午後4時、彼のボデガ「FAUSTINO GONZALEZ」に行く。


    サンミゲルの教会近くにあるボデガ。入り口には何も書かれておらず、ここが今も操業しているボデガという事は今回始めて知った。


    中に入ると午前中に行ったボデガよりこじんまりとした作り。ちょうどパティオの改装工事が行われていてパティオより奥には入ることが出来ない為、入り口すぐの建物を案内してもらう。
    早速試飲。
    まずはアモンティジャードから!100年ものだとの事。
    辛口、香ばしく、しっかりした感じがする。
    次にオロロッソ。こちらは200年ものらしい!
    辛口の中にもまろやかさがあり、年月の長さが感じられる。
    最後にペドロヒメネス。これも100年ものとの事。
    香りがよい。とても甘く、凝縮された感じがする。


    どれも長い年月が感じられるような味わいで美味しい。
    午前中のボデガとは同じ物を試飲しても全く違う物に感じられる。ちょうど対極な感じがして面白い。

    2008年05月30日

    ボデガ Hidalgo

    bodega_hidalgo_2.jpg


    今日もワイン関係のNさんとボデガ見学に行く。
    行ったのはボデガHidalgo。セントロにある大きなボデガ。


    中に入るとまずシェリー酒をビン詰めするための場所がある。ここのボデガはビン詰めを外注することなく、すべて自ボデガで行うということ。


    そこを抜けると中庭。沢山の植物が植えられ、酸素や湿度、風の感じがちょうど良いのか、なんだかほっとする。


    1つ目のシェリー蔵へ移動。
    蔵の中の温度は一年中常に17度~21度に保たれるらしい。暑く乾燥する夏も中庭から入る風や建物の作りによって温度、湿度が保たれるとのこと。
    こんなに良い環境、もし私がボデガに住んだなら(そんなことはありえないけれど)引きこもりになる事間違い無し。
    樽はすべて古いものを使うとの事で、800年から1000年は経っているらしい。すごいなー。


    bodega_hidalgo_4.jpg


    また中庭を通過し、2つ目の蔵へ。
    広い蔵、沢山の樽、高い天井、上の方にある大きな窓、、、そして静けさ。なんだか圧倒される。
    ここではシェリー熟成の「ソレラシステム」の説明をしていただき、熟成過程でのシェリーの変化を実際に見せていただくことになった。
    若いフィノから熟成が進んだフィノまで3種類樽から取り出してもらう。
    3つの中で一番若いフィノはフロールが定着していないのか、一緒にフロールも混ざっている。味は辛味がなくフルーティで美味しい。モスト、、、より少しフィノっぽいけどモストに似ている。次に少し熟成が進んだ物。だいぶ普通に飲むフィノっぽい感じに。最後にかなり熟成したフィノ。色も違うし味もしっかりしている。だけど樽から直接出した物だからか、飲みやすく感じる。
    フィノの次にオロロッソを取り出していただく。辛口のオロロッソ。でもやっぱり樽から出したてのものはまろやかで飲みやすく感じる。


    bodega_hidalgo_1.jpg


    最後にボデガ内のバルに案内していただき、さらにビン詰めされたパロ・コルタド、アモンティジャード、オロロッソを試飲させていただいた。

    bodega_hidalgo_3.jpg


    パロ・コルタドは辛口だけど飲みやすい印象、アモンティジャード、オロロッソはもちろん辛口。
    蔵の中で試飲させていただいたものに比べて辛口な感じがした。


    今日は丁寧で大変わかりやすい説明をしていただくことができた。こうして一つ一つのボデガの雰囲気を見て、こだわりを聞きつつ、さらにバルでシェリー酒を飲んでみる。。。「ああ、このシェリー酒はどんな成長をしてどのような過程でここにたどり着いたんだろうか?」なんてちょっと考えたりします。


    今週はワインフェスティバルvinobleに便乗して私も少しだけワインを学び、少しだけシェリー酒にはまってみました。


    今日はvinobleの為に日本からいらっしゃった方々が日本へ、その他の国・場所へと散っていかれました。出会いに感謝。またいつかお会いできることを。


    ボデガEmilio Hidalgoサイト


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    2008年06月06日

    Montilla 飲んで食べて旅(1) ボデガ ALVEAR

    モンティージャはお酒「モンティージャ・モリレス(Montilla-Moriles)」の生産地。コルドバ県の町です。
    以前の日記に書いたVINOBLEのブースで、「モンティージャはアモンティジャードの故郷だ」と教えていただき、それは是非行ってみなくてはと小旅行に出かけた。
    ※アモンティジャード:フィノを熟成させて作る辛口のお酒


    モンティージャ・モリレスとシェリー酒は製法が同じ。異なるのは使用するぶどう。シェリー酒は辛口のお酒(フィノ・アモンティジャード・オロロッソ等)を造るのにパロミノという種類のぶどうを使用するけど、モンティージャ・モリレスで使用するのはペドロ・ヒメネス。シェリーだとペドロ・ヒメネス種のぶどうは干しぶどうにして甘口のお酒”ペドロ・ヒメネス”を造る為に使用される。


    バスでヘレス-セビージャ-コルドバと移動し、1日目はコルドバに宿泊。コルドバについてはまた後日の日記で。翌日コルドバからバスに乗りモンティージャへ移動。コルドバ-モンティージャ間はバスで約45分とそれほど遠くない。


    モンティージャに到着し、予約しておいたボデガALVEARに行く。バス停から5分程度のボデガ。


    bodega_alvear_0_entrada.jpg

    大きなボデガ。予想していたのよりずっと規模が大きく働いている人の数もかなり多い。
    VINOBLEのブースで説明をしてくれたRobertoが待っていた。


    まず案内されたのが無数の!ティナハ(つぼ)が並んだ蔵。ものすごい量のティナハ。
    昔はここでモストを作っていたそうだけれど、今は機械化され、乳酸醗酵用に少しだけこのティナハを使う程度だとのこと。1つのティナハの容量が3000リットルと超巨大。写真は上の部分だけで下スペースに巨大な本体が隠れています。

    bodega_alvear_1_tinaja.jpg


    蔵を出、次に向かったのはプレンサ(圧縮機)が置いてある場所。このプレンサは今は使われておらず、現在は近くの山でブドウを収穫しプレンサにかけてからここに運んでくるとの事。


    まずは辛口のお酒を造るためのプレンサ。手前の部分で不必要な房などを取りのぞき奥の機械に運ばれ圧縮される。

    bodega_alvear_2_prensa.jpg


    下は干しブドウにしたペドロ・ヒメネス用のプレンサ。上の機械で圧縮し、さらに下の機械で圧縮をかける。下の機械にはエステーラというシートが重ねて置かれていて、上のプレンサで圧縮後、そのブドウをシートの間に置きさらに圧縮をかけ水分を抽出するとの事。

    bodega_alvear_3_prensapx1.jpg


    bodega_alvear_4_prensapx2.jpg


    次に蔵に移動。広い広い!無数の樽!
    ここでシェリー酒の熟成と同じくソレラ・システムでのフィノの熟成が行われる。
    コルドバは夏暑く冬寒い。フィノはフロール(酵母の膜)の下で熟成されるけど、その大切なフロールは気温が高すぎても低すぎても消えてしまう。できるだけ温度を一定に保つ為、熟成の為の蔵は厚い壁、高い天井に囲まれた構造で、夏は温度を下げる為に定期的に水をまく必要がある。
    今は蔵の中の温度によって、自動で上から冷たい霧が降る仕組みになっているとのこと。ハイテク蔵、かなり徹底しています。


    bodega_alvear_5_solera.jpg


    蔵の中で樽から出していただいたフィノ、オロロッソ、ペドロヒメネスとオロロッソとペドロヒメネスを混ぜ合わせた物を試飲させていただきました。
    モンティージャ・モリレスはフルーティーでやわらかいくすっきりした感じ。モンティージャ・モリレスとシェリー酒共にフィノもオロロッソも辛口なのは同じですが、シェリー酒の方が辛口で男性的だとすると、モンティージャ・モリレスの方は女性的…。同じ製法で作られるお酒だけど、対照的な感じがします。
    ペドロヒメネスに関してはシェリー酒と同じく美味しく甘いお酒。ここのは少しすっきりした感じがありました。
    オロロッソの意味は香りのよい。私は香りもよく、辛さの中にフルーティー感のあるここのオロロッソが一番好きだったのですが、出荷する時にはほとんどオロロッソとペドロヒメネスを混ぜ合わせてCREAMとしての出荷とのこと。大きな輸出先、イギリスで受けが良い為、このようにして販売するとのことです。


    屋外スペースにはまたまた沢山の樽。
    こんな所に何があるんだろう?と思ったらオロロッソを熟成させているとのこと。
    オロロッソの熟成には気温や湿度の変化があった方が良いとの説明だったけれど、ヘレスでこんな光景は見たことないなーと思ってびっくり。


    bodega_alvear_5_oloroso.jpg


    最後に瓶詰め工程。今は機械の交換中で止まっていました。
    ここは設備の良いボデガで一つ一つの設備を辿って説明していただくことでモンティージャ・モリレスの製法を理解する事ができます。


    bodega_alvear_7_botella.jpg


    ◆ボデガALVEAR http://www.alvear.eu/validar_edad.asp
    見学可能。通常12:30からボデガ案内ツアーがあります。予約が必要です。

    2008年07月13日

    ボデガ GONZALEZ BYASS

    日本でもシェリー酒「TioPepe」はよく見かけますが、TioPepeはボデガ ゴンザレス・ビアスのフィノ。
    ヘレスにあるボデガの中で一番観光に力を入れているのがここです。
    ボデガの中は広く、かわいい電車で周ります。
    スペイン語での説明付きボデガツアーは午前から夕方の5時くらいまで1時間おきにあり、(英語の説明付きツアーも別で用意されています。)予約がなくてもその場で電車に空きがあればツアーに参加する事ができます。


    他のボデガと同様シェリー酒生産地域の説明からぶどうの栽培地域、重要なここの気候の説明やシェリー酒熟成のソレラシステムの説明がビデオにて行われ、さらに広いボデガの中を周る。
    非常に広いボデガで蔵も3階建てのものがあり!


    下の写真は今から100年以上前、創始者のManuel Maria Gonzalezが亡くなった時からそのまま触れることなく置いてあるという古いボトルや樽の部屋。
    bodega_tiopepe_1.jpg


    最後にねずみ用シェリーの場所に。
    蔵に住むねずみが樽をかじって穴を空けてしまうのを防止するためにグラスに入れたシェリー酒にはしごをかけて置くようになったらしい。
    私は数回ここに来た事があるのだけど、ねずみを見たことは一度もない。聞くと冬から春よく出没するとのこと。「ねずみが酔っ払う事はないの?」と質問すると時々酔っ払って跳ねたり周ったりしているのを見かけるらしい。うーん、見てみたい。

    bodega_tiopepe_2.jpg


    最後に試飲。出されたのはフィノTioPepeとPealCream。
    PealCreamはフィノにペドロ・ヒメネス(干しぶどうにしていないもの)のジュースをまぜたものだといわれたけど。。。なんだか変に酔っ払ってしまった。


    今日の一番はこの人。
    どんどん来る観光客のグラスを手いっぱいに持って片付けていく。見とれて写真を撮るのを忘れてしまったので、「もう一回!」というと一度片付けたグラスを全部手に戻してくれた。すごいな~。

    隣にいたおじさんが「今何時?」と聞きなさいとしきりに言っていた。(腕時計を見てグラスを全部落とすということらしい。)笑える。

    bodega_tiopepe_3.jpg


    ◆ゴンザレス・ビアスサイト http://www.bodegastiopepe.com/


    シェリー酒ボデガ見学のページを見る

    2008年11月19日

    ボデガ MAESTRO SIERRA

    maestrosierra_20081118_1.jpg

    久々のボデガ見学。今日は友人Hと一緒。
    冬のボデガへは実は行った事が無いのでこの冬はいくつか行ってみたい。


    本当は午前中ボデガのはしごをしようかと思って、まずセントロのPlazaAngustias脇にある小さいボデガにも行ってみたのだけど(最近なんとなく綺麗になったので何か変わったのかなと思った)、普通は公開しないとの事。残念。
    ここは数人のグループになら公開するらしい事を言われたのでまたいつか別の機会に見学に行ければなー。


    ということで、時々外周からセントロに向かう時に見かけるMAESTRO SIERRAに行ってみる。とりあえず行く前に電話で予約を入れる。


    行ってしばらくするといきなりガイドのアナによる説明が始まった。1830年に作られたボデガだということ、フロールの説明、後の説明は無しでざーーーっと駆け足で全体を案内してくれて、さっさと試飲へ。


    maestrosierra_20081118_2.jpg


    maestrosierra_20081118_3.jpg


    アナ、かなり忙しいらしい。私たちの所に来たかと思ったらすぐにいなくなる。というか、ここのボデガの人々忙しそう。今がそういう時期なのか。
    試飲のカウンターに立つとどんどんシェリーを出してくれる。
    辛口すっきりのフィノ、香がすごく良いオロロッソ、超辛口アモンティジャード、どちらもオロロッソ+ペドロヒメネスという(割合が違うらしい)アモロッソとCREAM、干しぶどうから造られるペドロヒメネス
    ボデガの説明も早かったけど、試飲もどんどん出してくれる。
    試飲した中で私は非常に香りの良いここのオロロッソが気に入り購入してお持ち帰り。


    場所がアルカーサル近くとセントロに近いこともあってか、試飲している間、樽から直接購入するシェリーを求めて人がひっきりなしにやってきては去っていく。
    ここは瓶詰めまでボデガの中で行ってるそうで、ボデガにて瓶詰めにされたボトルを購入する事もできるし、ボデガで販売されているプラスチックまたはクリスタルのボトルに、樽から出したシェリーを入れてもらって持ち帰る事もできます。


    MAESTRO SIERRA
    http://www.maestrosierra.com/

    2009年04月15日

    ボデガ CAYETANO DEL PINO

    bodega_cayetanodelpino_1.jpg


    サン・テルモ地区にある友人宅近くに小さなシェリー酒ボデガがあって、ボデガを案内してくれたと教えてもらい、「それは行ってみたい」と思い行ってみた。
    ボデガ見学をしたいと申し出ると門前払い。
    ここは見学はできないからとの事。
    おそらく友人が来た時と私が行った時ではお店に居たのが違う人だったのだろうと思うのでここはまた出直すことにしてボデガを去る。


    少し歩いてプラサ・アレナルの奥にあるボデガ、Maestro Sierraに行こうと思いボデガに入る。
    Maestro Sierraは以前行ったことがあったのだけど、なんか雰囲気が違う。
    間違えてMaestro Sierraの隣のCAYETANO DEL PINOというボデガに入っていた!
    小さなボデガで、ボデガに居たヘラルドが「おじいさんが買ったボデガだ」と説明してくれた。
    本当は見学させてくれないらしいけれど、運良く中を見せてくれて説明してくれた。
    ここは瓶詰めにして売ったり、外国に輸出したりという事は行わないボデガらしく、通常は友人に売るか、もっと大きなボデガに売るためのビノを造っているらしい。
    だけど、最近は状況が悪く、大きなボデガはもっと安いボデガから購入して、なかなか買ってくれなくなってしまったらしい。


    ずうずうしくも試飲させていただく。
    オロロッソ・セコを試飲させていただく。
    樽から出されたオロロッソはとても美味しい。すごく辛口、きりっとしていて美味しい。


    ボデガにいたヘラルドを撮影させていただこうとシャッターを切るとまたerr99のエラーが出て撮影できなくなる。
    いつもの如くバッテリーやメモリーカードを入れなおしても直らず。以前レンズを付け替えるとエラーが出なくなったので一瞬レンズを回して、また付け直してみる・・・・撮影しようと慌ててしまいちゃんとレンズが装着されておらず。レンズを下に落としてしまった(号泣)
    どうやらフィルターが割れただけでレンズに傷はついていないように見えるけど、衝撃でフィルターがゆがみ外す事ができなくなってしまった・・・。
    本体どころかレンズまで。ショックが大きすぎる・・・。どうにか早く復旧させなければ。


    bodega_cayetanodelpino_2.jpg


    bodega_cayetanodelpino_3.jpg
    容器を持っていくと売ってくれます。


    場所 Pza. Silos

    2009年04月21日

    シェリービネガーのボデガ JOSE PAEZ LOBATO

    bodega_josepaezlobato_1.jpg


    bodega_josepaezlobato_2.jpg

    知人のボデガでフィエスタがあった。
    マニアックなボデガで、シェリービネガーと、シェリー酒、フィノを熟成させたアモンティジャードのみを造っているらしい。
    このボデガの通りは、昔ボデガが並んでいた所らしく、風化した古い看板や蔵などが並ぶ。


    以前他のボデガに行った時、「シェリー造りに失敗してビネガーになってしまった物は恥ずかしいので他の蔵に運び隠して、ビネガーを造っていたんだ」と言われたことがあったのに、ここのボデガの主はビネガーを愛してやまないらしく色々語ってくれる。
    「いいビネガーを造る為にはよいシェリーが無いとダメだ」とか「酒造りなんかより、ビネガーつくりの方が面白い云々」とか延々と男性方に語っている様子がおかしい。


    確かに、私がお店で購入するシェリービネガーは他のビネガーに比べて強くてツンとくるのだけど、ここのビネガーはまろやかで使用するとお料理が大変美味しくなる。酢一つでこんなに味が変わるとは。


    この日は午前中男性方がカリジャーダ(豚のほほ肉の煮込み)を作ってくださっていた。オロロッソで煮込んであって柔らかくて味があって美味しい美味しい!いっぱいあったのにあっという間に無くなる。
    bodega_josepaezlobato_4.jpg


    下の写真はここのプロダクト。色々な国に輸出しているとのこと。積極的なボデガです。
    bodega_josepaezlobato_3.jpg





    ***M.Mさん***
    ここ、わかりますか?Mさんとは揚げ物つながりなのでしょうか。
    ドゥエーニョがMさんのこと楽しそうに思い出し話してました。
    彼は快調そうです。

    2010年04月11日

    ぶどう畑

    vina_20100315_1.jpg


    もう1ヶ月程前になるけれど、ぶどう畑に行った。


    ヘレスの郊外にはどこまでもぶどう畑が広がっている。
    他の土地だとオリーブの木かもしれないけれど、ここはシェリー酒を造る為のぶどうの栽培が行われる。


    今年の冬は本当に雨が続き、深刻なほど浸水した地域も多かった。
    行ったのは3月中旬。ちょうど降り続いた雨が止んだ時。
    ぶどう畑のある辺りは丘が続き、そのふもとには未だ広範囲で水が残っている所も多い。


    この辺りではシェリーのフィノやオロロッソを造る為のパロミノ種のぶどうが栽培されていて、どこの畑でもちょうど剪定作業が行われている。去年の伸びきった枝が沢山ついた木が続いたかと思えば、その隣の列から剪定されてスッキリした木が続くという感じ。
    本来もう少し前に剪定作業を行うそうだけれど、雨の為、畑に水が溜まったりぬかるんでいたりで畑に入る事が出来ず例年より遅めの作業だとの事。


    ぶどう畑の土壌はアルバリサと呼ばれる白っぽい土壌。
    剪定の済んだ畑に入ってみると土の上にゴロゴロと石が転がっている。
    案内してくれたダビがそれを手にとって軽く割ってくれた。
    それは実は石ではなく中に水を沢山含んだ土の塊だった。
    これから暑く乾燥した季節が始まるけれど、このように土の中に水を溜める事ができる。


    畑の中の建物に入るとワインの香りがする。
    収穫したぶどうをプレスし、絞られたモスト(ぶどうジュース)を入れ醗酵させる大きなタンクがあった。畑によってはこういった設備を持った所もあるらしい。
    ここにはさらに熟成させる為の樽も置かれていた。
    vina_20100315_2.jpg



    3月半ば。
    いつ雨が止むのか?本当に春は来るのか?とさえ思った冬も終わり。
    剪定されたぶどうの枝から若葉が顔を出していました。
    vina_20100315_3.jpg

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