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モンティージャ アーカイブ

2008年06月06日

Montilla 飲んで食べて旅(1) ボデガ ALVEAR

モンティージャはお酒「モンティージャ・モリレス(Montilla-Moriles)」の生産地。コルドバ県の町です。
以前の日記に書いたVINOBLEのブースで、「モンティージャはアモンティジャードの故郷だ」と教えていただき、それは是非行ってみなくてはと小旅行に出かけた。
※アモンティジャード:フィノを熟成させて作る辛口のお酒


モンティージャ・モリレスとシェリー酒は製法が同じ。異なるのは使用するぶどう。シェリー酒は辛口のお酒(フィノ・アモンティジャード・オロロッソ等)を造るのにパロミノという種類のぶどうを使用するけど、モンティージャ・モリレスで使用するのはペドロ・ヒメネス。シェリーだとペドロ・ヒメネス種のぶどうは干しぶどうにして甘口のお酒”ペドロ・ヒメネス”を造る為に使用される。


バスでヘレス-セビージャ-コルドバと移動し、1日目はコルドバに宿泊。コルドバについてはまた後日の日記で。翌日コルドバからバスに乗りモンティージャへ移動。コルドバ-モンティージャ間はバスで約45分とそれほど遠くない。


モンティージャに到着し、予約しておいたボデガALVEARに行く。バス停から5分程度のボデガ。


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大きなボデガ。予想していたのよりずっと規模が大きく働いている人の数もかなり多い。
VINOBLEのブースで説明をしてくれたRobertoが待っていた。


まず案内されたのが無数の!ティナハ(つぼ)が並んだ蔵。ものすごい量のティナハ。
昔はここでモストを作っていたそうだけれど、今は機械化され、乳酸醗酵用に少しだけこのティナハを使う程度だとのこと。1つのティナハの容量が3000リットルと超巨大。写真は上の部分だけで下スペースに巨大な本体が隠れています。

bodega_alvear_1_tinaja.jpg


蔵を出、次に向かったのはプレンサ(圧縮機)が置いてある場所。このプレンサは今は使われておらず、現在は近くの山でブドウを収穫しプレンサにかけてからここに運んでくるとの事。


まずは辛口のお酒を造るためのプレンサ。手前の部分で不必要な房などを取りのぞき奥の機械に運ばれ圧縮される。

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下は干しブドウにしたペドロ・ヒメネス用のプレンサ。上の機械で圧縮し、さらに下の機械で圧縮をかける。下の機械にはエステーラというシートが重ねて置かれていて、上のプレンサで圧縮後、そのブドウをシートの間に置きさらに圧縮をかけ水分を抽出するとの事。

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次に蔵に移動。広い広い!無数の樽!
ここでシェリー酒の熟成と同じくソレラ・システムでのフィノの熟成が行われる。
コルドバは夏暑く冬寒い。フィノはフロール(酵母の膜)の下で熟成されるけど、その大切なフロールは気温が高すぎても低すぎても消えてしまう。できるだけ温度を一定に保つ為、熟成の為の蔵は厚い壁、高い天井に囲まれた構造で、夏は温度を下げる為に定期的に水をまく必要がある。
今は蔵の中の温度によって、自動で上から冷たい霧が降る仕組みになっているとのこと。ハイテク蔵、かなり徹底しています。


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蔵の中で樽から出していただいたフィノ、オロロッソ、ペドロヒメネスとオロロッソとペドロヒメネスを混ぜ合わせた物を試飲させていただきました。
モンティージャ・モリレスはフルーティーでやわらかいくすっきりした感じ。モンティージャ・モリレスとシェリー酒共にフィノもオロロッソも辛口なのは同じですが、シェリー酒の方が辛口で男性的だとすると、モンティージャ・モリレスの方は女性的…。同じ製法で作られるお酒だけど、対照的な感じがします。
ペドロヒメネスに関してはシェリー酒と同じく美味しく甘いお酒。ここのは少しすっきりした感じがありました。
オロロッソの意味は香りのよい。私は香りもよく、辛さの中にフルーティー感のあるここのオロロッソが一番好きだったのですが、出荷する時にはほとんどオロロッソとペドロヒメネスを混ぜ合わせてCREAMとしての出荷とのこと。大きな輸出先、イギリスで受けが良い為、このようにして販売するとのことです。


屋外スペースにはまたまた沢山の樽。
こんな所に何があるんだろう?と思ったらオロロッソを熟成させているとのこと。
オロロッソの熟成には気温や湿度の変化があった方が良いとの説明だったけれど、ヘレスでこんな光景は見たことないなーと思ってびっくり。


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最後に瓶詰め工程。今は機械の交換中で止まっていました。
ここは設備の良いボデガで一つ一つの設備を辿って説明していただくことでモンティージャ・モリレスの製法を理解する事ができます。


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◆ボデガALVEAR http://www.alvear.eu/validar_edad.asp
見学可能。通常12:30からボデガ案内ツアーがあります。予約が必要です。

2008年06月08日

Montilla 飲んで食べて旅(2) レストラン Torres

ボデガを出る時にお勧めのレストランを教えてもらい行ってみる。
ボデガから徒歩3分の所にあるレストランTorres。きれいなレストラン。
今回のテーマはモンティージャ・モリレス(Montilla-Moriles)なので、「飲み物は?」と聞かれて「とりあえずビール」ではなく、「フィノ」と注文。
フィノを飲みつつ料理を待つ。

「ここのお勧めは何?」と聞くと「フラメンキン(flamenquin)」との答え。
フラメンキンというと冷凍食品としてスーパーでよく売られているものなのに、、、なんだなんだ?と思いつつ注文。
後で知ったのですが、フラメンキンはコルドバの代表的な料理らしい。Wikipediaへ
あとはアルカチョッファ(アーティチョークの煮込み)とコラ・デ・トロ(牛の尻尾の煮込み)

フラメンキンは運ばれてきて納得。生ハムを豚肉で巻いてフライにしたものをさっぱりしたサワークリームのようなものでいただく。おいしい!長いフラメンキン!ここはアルカチョッファを煮込むのにも生ハムが使われていた。しっかりやわらかく煮込んであっておいしい。
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コラ・デ・トロはトマト味。やわらかい。
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途中でメニューにあったビノ・ホーベン(フィノになる前の若いワイン)を注文してみる。
これが美味しい!甘いけどしつこさはなく後味すっきり。食もワインも進みます。
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今回のテーマはモンティージャ・モリレス。最後のデザートも甘口のペドロ・ヒメネスを注文しようと思ったのだけど、それに加えて他のデザートも注文してみる。注文したのはムース・デ・ショコラテ(チョコレートのムース)とタルタ・デ・ウイスキー(ウイスキーのケーキ)。デザートを運んでくるお店の人の手にウイスキーの瓶がにぎられている。ん?と思っていると運ばれてきたタルタの上から豪快にウイスキーをかけてくれた!驚きつつ一口食べると辛口のウイスキーの味が広がりそのあとタルタ(アイスクリームのケーキでした)の甘くて冷たい味が広がる…なかなか美味しいです。
すべて完食しコルドバ行きのバスに乗る。
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◆モンティージャ市役所のサイト http://www.montilla.es/
◆コルドバ-モンティージャバス carrera http://www.autocarescarrera.es/
コルドバからモンティージャはバスで約45分。
◆レストラン Torres
住所:Plaza de Lepanto 4 c.p.145500 MONTILLA(Cordoba)
電話:957651182


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