ヘレスの夏、フラメンコのクルシージョの為にこちらに来る人や、関係なくいつもこの時期に来る人、それからバケーションを兼ねてこちらにやってくる人がちょこちょこいて、少しだけ日本人人口が多くなる。
今隣に滞在している日本人Sがムール貝の事を語り始め、今度ムール貝の会を開こうという事になった。日本に比べるとこちらの市場に並ぶ魚介類が新鮮なので食べたくなる人は多いと思う。
会の日、私もお料理を作り、その他の参加者も作って持ちよりこんな豪華な事になった。
メニューはムール貝の酒蒸し、ガルバンソ・コン・エスピナーカ(ひよこ豆とほうれん草の煮込み)、パステル・デ・アトゥン(ツナで作ったパテみたいなもの)、カソン・エン・アドボ(サメ酢漬けフライ)、ボケロン・エン・ビナグレ(小イワシの酢漬け)と1人以外は総日本人だったのだけれど、持ち寄ったお料理は大家さんがお料理指導してくれたり云々で、魚介類中心の総スペイン風料理だった。
私は今年になって初めてボケロン・エン・ビナグレを作った。
最近畑で取れた野菜中心に食べる事もあり、結構値段の張る魚介類を買う事が少なくなっていた。
今年はイワシが高いとは聞いていて、その日の朝買い物に行ったのだけど・・・値段が去年の2倍以上になっていた!
毎年時期になると小イワシは1kg2,3ユーロで売られているのに、その日はどこも8ユーロという値段がつけられていて最低価格は7ユーロ。そんなはずはないとびっくりしてお魚コーナーを3週くらいしてしまった。
イワシは不漁でと聞いたけれど本当なのか?今失業者がとても多いのに物価は上がり、電気、ガス、税金はどんどん上がるしどうなるんだろう?と不安になる。