今年の年末、急に彼がバケーションになった。
場合にもよると思うけれど、こちらの仕事事情ってけっこうすごくて、数ヶ月失業していたと思ったら前の職場から今日オフィスに来いと呼び出しの連絡が入り、翌日から仕事が始まったり、就業時間終わり頃に明日から仕事が無いから、君たちバケーションだよ。また仕事が出来たら連絡すると言われて急遽長いバケーション(失業)になったりする。
この年末は年末年始はバケーションだと言われた後、やっぱり仕事だと言われ、その後急遽バケーションとお休みを言い渡された。だけど少なくとも年初は仕事始め日があるらしい。
こんな風に期限付きのバケーションがもらえたのははじめてのようで、ほっとした様子。
年末年始はどうしようか?という話をする。
通常だと12月31日、家族で集まって沢山並んだ食べ物を皆で食べ、夜12:00にぶどうを12粒鐘の音に合わせて猛スピードで食べ(かわも種も捨てる事ができない)、その後友人達と朝まで飲み歩き1月1日はひたすら気持が悪かったり眠っていたりで1日がつぶれ、いやな気分になる。
更に31日通常だれか電話をくれたり、こちらから電話をかけたりで、人と集まることになるのだけど、なんだかわからない形でひたすら飲んで、おごっておごられて気がつくとお財布の中身がなくなっていて、すごく寂しくなる(他の人が頼んだ飲み物を自分にもすすめてくるのだけど、それを頂くだけでお返しをしないと影でムーチャカラ(図々しい)と言われるので必然的に人と同じように飲み物を買う必要があるのだ)。
更に更に、□□は○○には電話したらしいのに自分には電話をくれなかったから行かないとか面倒くさいへそ曲がり現象等もおこり、正直毎年の事ながらそんな事は置いておいて、出来れば有意義に時を過ごしたいと思うのだ。
それで、今年はどこか別の村のピソを借りて年末年始、2泊くらいしないかと彼に提案してみた。色々忘れて現実とデスコネクタール(切断)だ。
それが年の暮れも暮れ、29日で、電話をしてみるもどこも予約で埋まっている。。。。ある所からはもう遅すぎるとも言われ、空いてる所は超高くそれはお財布的に無理と別の所を探す。
本当は山の村に行きたかったけれど方向を変えて海に近い村のピソにも連絡してみる。
苦労のかいあってやっと見つかった。
場所はベヘール・デ・ラ・フロンテーラの近く、ムエラ(muela)という地域にあるCASA MONTECOTE。
いくつか貸しピソがあってまだ空きがあったのだ。
当日車で移動。へレスから1時間弱だ。
周りに多少家があるけれど、静かでとても素敵な場所だった。
周りの様子。この季節雨が多くて全体的に緑だ。

1日夜はお天気が良く、星が沢山見えた!山の上にちょっと見える光はべヘール・デ・ラ・フロンテーラの街の光。

ベヘール・デ・ラ・フロンテーラまで車で10分程度。かわいい街で結構好きだ。

ここのオーナーは長くてきれいな髪の毛のドイツ人男性。1月1日の朝会うと「今泳いできた。1月1日は泳がなきゃ。」という。確かに髪の毛が濡れている。さ、さすが。。。
2泊目は友達も来たので、泳ぐわけではないけれど海沿いをドライブする。
夏場、人が多くて駐車出来る場所を探してぐるぐる周ったロス・カーニョス・デ・メカ。15~20分程度で行ける。人がいなくて開いているお店は無く、まるで別の町に見える。冬の海はゆっくりできて良いな~。

その後バルバテ、サアラ・デ・ロス・アトゥネスと周り帰路に着いた。
サアラ・デ・ロス・アトゥネスからへレスまで車で1時間15分程度。

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◆ CASA MONTECOTE
http://www.casamontecote.com/