うちに来た友人が「台所にコネホ(うさぎ)置いておいたよ」という。
一瞬何のこと?と思ったけど。。。その意味はもしかして。。。「みんなで食べよう」ということでは?
私達にとっては
うさぎ=かわいいペット
でもここでは
うさぎ=食べ物
ちなみに私は小さい頃「大きくなったらうさぎになりたい」と言っていたらしい(もちろんかわいいからだと思われる)。
国が変れば常識も変わる。
市場ではこんな感じで食用うさぎ売ってます。
写真を撮りに行ったらクリスマスシーズンということで鳥が前面に出されていてついついそっち中心に写真を撮ってしまったけど左端に吊り下げられているのがうさぎです。
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本を読んでいる剥製うさぎがクリスマス仕様に!
話を家のうさぎに戻します。食べるのか?という疑いで色々考えてしまったけどまだ実際うさぎを食べようと言われた訳でもない。でもその辺を走り回っているうさぎもみあたらない。
念のため確認するともちろん食用でしかも仕事中罠にかかった野うさぎを持ってきたとのこと。
なんのこっちゃ???
よく聞くと一緒に働いている年配の2人がよくウサギや鳥をつかまえて(食用)いつも「いるか?」と聞いてくれるらしい。
ということはその2人は仕事をしてさらにその日の食べ物を家に持ち帰るという経済的な生活を送っていることになる。
とりあえず「台所にうさぎが」といわれても困るのでどうやって調理するのか聞いてみた。
不必要な部分は捕まえた2人が取ってくれたとのこと。毛皮も、要らない内蔵部分もなし。
適当に切り分け料理するだけ。
簡単な方法だとにんんく、玉ねぎで炒める方法と米と一緒に煮込む方法があるらしい。
今回はにんにくと玉ねぎで炒める調理方法でやってみる。
<作り方>
①にんにく1~2かけをみじん切りにし、玉ねぎは(1個)さいの目切りにする
②フライパンにオリーブオイルを敷き①のにんにく、玉ねぎをよく炒める
③切り分けたうさぎを②のフライパンに入れ、表面に軽く焼き色が付くまで炒める
④③に白ワインを入れ(コップ半分程度)蓋をして弱火で10~15分程度煮込む
肉はしっかりしていて身が少ないけど、味は鶏肉みたい。
新鮮だったからか臭みもなく、味があって美味しい。
receta_conejo_2.jpg
レシピのページ(http://www.blancaluna.com/viaje/receta/