2週間続いたフェスティバル・デ・ヘレスが終わりました。
今年はフェスティバル期間中和食タパをバルに置くという企画があり、友人と私で和食を作った。大好きな「食」に関わることができるという事で結構張り切り目にスタートした。
フェスティバルには毎年沢山の日本人がやってくるので、1週目はやってくる人々やピソの大家さんとお話したりお料理したりと超快調に飛ばしていた。
2週目に入ってちょっとした問題が起こりショックを受けさらに風邪を引きやる気のなさから熱を出し、1週目とはうって変わって「どろろろ」という雰囲気でバルに料理を持って行くことになり、申し訳ない気持ちで一杯でフェスティバルが終わってしまった。
来年は2週間くらい元気が持続するようなペースでこの時期を迎えられたらよいなと思う。
みんながヘレスから去っていき、今日はレバンテ(地中海から吹く強い風)が吹き荒れた。
昨日の夜中から今朝にかけて妙な風が吹き、疲れ気味の体がまたおかしな感じになった。
この風の後、またお天気が崩れるのだろうか。
今年のフェスティバル、意外にもマリア・パヘスに加えてロシオ・モリーナ、メルセデス・ルイスを見に行く事ができた。
しばらくテアトロには行かない生活をしていてロシオ・モリーナをテアトロで見たのは初めてだった。ずっと見たかったアーティスト。
体中を使った表現。その表現力に驚いて公演の間一瞬も彼女から目を離す事ができなかった。
それから、見たかったメルセデス・ルイス。
以前はいつも見に行っていたメルセデスの公演。素晴らしいコンパス感や彼女のフラメンコに「オレ!」。
2週目は一度だけペーニャに行った。ペーニャ・ブレリアでのプラスエラの皆さんのフラメンコ。
子供も若手も大人もみんなで出演。素敵です。次の世代へ、よろしくお願いします。
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色々あるけれど、今年は私的には結構フェスティバルを楽しむ事ができた。
ヘレスで生活するようになり、フェスティバルの時期には沢山の日本人と出会う事ができるようになった。
また来年も今年出会えた人々と、また新たにヘレスにやってくる人々と、出会える事を願って。