先日彼の用事の付き添いでカディスに行く。
なんと朝の7時半には目的の場所に居なければならず、真っ暗な中電車に乗りちょうど時間に目的地についた。まだ日の出前で外は真っ暗。
用事というのは健康診断で、そんなに朝早くにやってるの?と半信半疑だったのだけれどちゃんとやってた。
カディスの海はそこにあるけれど、日の出までまだまだ時間がかかりそうなのでお散歩するのもね・・・と待合室で待つことにする。
・・・とそのまま椅子で寝ていた。
9時前には終わり外に出る。
朝日の当たるカテドラルは一段と黄色く光って見える。
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外で朝食を食べ、旧市街の方に歩く事にした。
花屋の並ぶ場所を歩いていて私が花に夢中になっていると、彼が向かいから来た人に挨拶をしている。なんだかびっくりした様子。
それもそのはず、何年も会ってない従姉だったらしい。
彼女は、子供を学校に送りこれからお昼ご飯を作る所であった。
偶然にも前日に「何年も会ってないけどどうしてるんだろう?」と彼女が彼をフェイス・ブックで探し出し、彼に今の写真を見せてくれとメッセージを送った所だったらしい。
(うちの彼は写真が嫌いなので、自分の写真は一切載せていないし、写真を撮ろうとすると怒る。)
2人共大変嬉しそうで、写真は無かったけど実物と会えて本当によかったねと思う。
それにしても顔が似ていて、傍から見て従兄弟同士だと納得のいく2人であった。
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朝のセントロは市場が開いていて、仕事や買い物の為人が行き交い活気がある。
それ程外出が好きな彼ではないけれど、従姉に会ったおかげでこの日は足取りも軽く少しウロウロする。
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ボンボーナ屋さんが通りに止まっていた。
古い家はシャワーやお料理用のガスとしてボンボーナを使うのだけど、お料理の時はまあ良いとして、この時期以降シャワーの途中でボンボーナが切れると「うう!」と震えあがる事になる。
行かないで~ガスやさん。
長い事セントロを歩いた気がして時間をみるとまだ11時半。
ヘレスに向かう電車に乗るために駅に向かう。