以前、ヘレスで開催されたワインフェスティバルVINOBLEの為に来たNさんから少し前本が届いた。
届いたのは明比淑子著「シェリー、ポート、マデイラの本」。
本を開くとまずシェリーの項目。
初めにシェリーとシェリー酒が造られる町ここヘレスについて、ヘレスの人々がどのようにシェリーを楽しんでいるかなどの説明。それからシェリーの製法、種類、歴史の細かな説明があり、最後にメーカー紹介まである。
読みやすい文章で、とてもわかりやすい。
どうして他のワインと区別されるのか、甘口から辛口まで色々あるシェリーの種類等がかわいい挿絵と写真付きで説明され、なんだかぼんやりわかりにくかったシェリー酒が身近に感じられそうな本でなかなか面白い。これを読んでからボデガに行くと尚良くわかりそう。
著者の明比さん、ヘレス中をくまなく歩き回ってこの本を書いたのだろうと想像する。
そういえば以前タバンコ(シェリー酒を飲む事ができるバル)に行ったときお店の人から「シェリーの本を書いた淑子が来たよ」と言われたことがある。
今、ちょっとはまってます。
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シェリー、ポート、マデイラの本