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タイトル、日本ではなくてヘレスでのコト。
2週間続いたフラメンコ・フェスティバルが終わった。
2週目になってやっと皆も落ち着いてきたと思ったところに日本での地震のニュース。
皆帰る間際の出来事で驚き、飛行機や日本国内での交通手段が通常通りなのかどうか不安であったので、色々調べると同時に2、3日残って様子を見たら?と提案してみたものの、皆にとっては日本が実生活。
結局家族の心配があったり仕事に戻らなければと皆慌しく日本に戻っていった。
日本での地震発生前、フェスティバル2週目の先週、ヘレス中心の通りの街灯が消えた!
沢山の外国人が訪れ、イベントの開催される劇場やバルに行く為に絶対に通らざるをえないという通りの電気まで消えてしまった。
「市が電気代を払っていないから」という理由で街灯がある日いきなり点かなくなったのであった。
こんなに夜のイベントを用意していながら、払えない物は仕方が無いと開き直りであった。
女性同士で来る人が多くて、夜の真っ暗な道を歩くのは心配である。
結局話を聞くと近くのバルが多めに電気をつけていてくれたり教会のライトアップがいつもより明るめにしてあったので歩く事が出来たらしい。
市のやるべき事を個人で負担しなければならないのか!
ありえないと思うし、この開き直りにはやっぱり驚くけれど、、、事実であった。
驚いた出来事であった。
そうこうしているうちにフェスティバルが終わり皆日本に帰っていった。
東京方面に帰った方交通機関は大丈夫だっただろうか?
写真は停電した通りではなくて別の通りの街灯。
日本の電気いっぱいの通りも時々見るとキラキラでお祭りみたいで明るくて楽しくなるけれど、こちらの夜の明かりは必要以上に明るくなくて心地が良い。